お問い合わせフォームのリニューアル

昨晩の「Webサイトのデザインリニューアル」の続きで、今日は、「お問い合わせフォーム」をリニューアルしました。
今までは、私が自分で作ったPHPのスクリプトでした。デザインをWordPressに似せていましたが、実体はプラグインでも何でも無く、独立したPHPのスクリプトです。
これを、WordPressのプラグインに置き換えました。お問い合わせフォームに使えるプラグインは「Contact Form 7」です。これもとても簡単ですね。フォームで入力して頂きたい項目を設定して、後は、固定ページでフォームを表示するようにすればOKです。
全て簡単に終われそうだと思っていたら、甘かったです。。。ちょっとした問題はこの後に起きました。SSLの対応です。
WordPressで特定のページのみをSSLを使って、HTTPSで接続させるようにするには、「WordPress HTTPS」というプラグインを使います。このプラグインで、指定したページのみHTTPSを使うように設定して、お問い合わせフォームのページだけHTTPSを使うように設定します。すると、HTTPでこのページに接続しても、HTTPSにリダイレクトしてくれるようになります。
しかし、やってみると、HTTPS 404。Page Not Foundです。
このサイトはVPSで動かしています。SSLを使ってHTTPSで表示されるページと通常のページは、サーバー内では別々のディレクトリです。そのため、単純にHTTPSにリダイレクトしただけでは、表示出来ないのです。
HTTPS側のディレクトリにもWordPressをインストールしようかなどと考えました。しかし、それは大げさ過ぎるし、無駄がありすぎます。で、ふと思いました。シンボリックリンクでディレクトリを共通化すれば良いだけだと。サーバーにログインして試してみると、大丈夫でした。プラグインでリダイレクトされた先のHTTPSで、お問い合わせフォームが表示されました。
しかし、何か、問題があるのではと思い、ネット上で検索して情報収集してみると、決め手となるような情報は見当たりませんでした。リスク管理の側面では影響範囲が広がるのが嫌だなという感じでした。
次に、設定したのはCAPTCHAです。ロボットと人間を区別するためのものですが、「Contact Form 7」では、「reCAPTCHA」に対応しているので、「reCAPTCHA」を利用しました。GoogleのページでAPIキーを発行して、WordPressの管理画面で設定すればOKです。
残りは旧URLにアクセスされた場合に、新しいお問い合わせフォームにリダイレクトさせる設定です。これは、.htaccessファイルで設定しました。
これで、とりあえず、リニューアル全体完了です。
 

著書紹介

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Akira Hayashi (林 晃)のアバター Akira Hayashi (林 晃) Representative(代表), Software Engineer(ソフトウェアエンジニア)

アールケー開発代表。Appleプラットフォーム向けの開発を専門としているソフトウェアエンジニア。ソフトウェアの受託開発、技術書執筆、技術指導・セミナー講師。note, Medium, LinkedIn
-
Representative of RK Kaihatsu. Software Engineer Specializing in Development for the Apple Platform. Specializing in contract software development, technical writing, and serving as a tech workshop lecturer. note, Medium, LinkedIn

目次