改訂2版 Objective-C逆引きハンドブックを執筆しました

「改訂2版 Objective-C逆引きハンドブック」を執筆しました。
初版の「Objective-C逆引きハンドブック」を書いた当時は、まだ、iPadもなく、iOSもバージョン3.xのときでした。そのときから比べるとiOSもだいぶ変更が加わっています。iOSでの大きな変更点はいろいろなフレームワークの追加によって対応されていますが、本書でメインターゲットにしている「Foundation.framework」についてもメソッドの追加や機能アップが図られています。
今回の改訂版では、サンプルコードをすべてARC対応のものに書き換えました。また、ARCによって変わった部分などの説明も追加しました。メソッドについてもURLを扱うものなどが増えているので、それに対応するセクションを追加したり、「NSOrderedSet」クラスのサンプルの追加や自然言語の構文解析を行う「linguisticTagsInRange:scheme:options:orthography:tokenRange:」メソッドを使ったサンプルの追加などを行っています。一部、製本の関係で削除せざるを得なかったものもありました、他にもコラムの追加やセクションの追加も行っています。
また、C++のクラスのインスタンスをObjective-Cのクラスのインスタンス変数にする場合のサンプルをアップデートして、実装コードの方で、キャスト無しでC++クラスのメソッドを呼び出すためのTipsを入れました。
2012年5月26日発売です。

改訂2版 Objective-C逆引きハンドブック

改訂2版 Objective-C逆引きハンドブック

公式ページ

改訂2版 Objective-C逆引きハンドブック(C&R研究所)

電子書籍版

他にもあるかもしれないです。
改訂2版 Objective-C逆引きハンドブック (本の森.jp)
改訂2版 Objective-C逆引きハンドブック (達人出版会)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

林 晃のアバター 林 晃 代表・ソフトウェアエンジニア

アールケー開発代表。Appleプラットフォーム向けのアプリ開発が好きなアプリ開発者。アプリの受託開発、技術書執筆、技術指導・セミナー講師。3DCGコンテンツ作成にも取組中です。

目次