Xcode 10対応で古くからアップデートし続けているプロジェクトで以下の様な警告が出ました。
warning: Traditional headermap style is no longer supported; please migrate to using separate headermaps and set ‘ALWAYS_SEARCH_USER_PATHS’ to NO.
これについて調べてみるとXcode 10のリリースノートに説明が載っていました。リリースノートによると、「ALWAYS_SEARCH_USER_PATHS」をオンにしたときに生成されるヘッダーマップは新しいビルドシステムでは対応しなくなったため、「ALWAYS_SEARCH_USER_PATHS」オプションは「NO」に変更する必要があるそうです。また、ヘッダーファイルの構文は以下の様に使い分けろと書かれていました。
// プロジェクト中のヘッダーファイル
#include "header-name.h"
// システムヘッダーファイル
#include <system-header-name.h>
この使い分け自体は昔からそうだったはずですが、上記のオプションによってどちらで書いても良いような動作をXcodeはしていましたね。