AppCodeの割り当てメモリを増やす

私は日頃、Macのアプリ開発にAppCodeを使用しています。iOSのアプリと比べてMacのアプリはプロジェクトやコードが巨大になることが多く、AppCodeで行っていると、動作が追いつかないような、緩慢な感じになってしまったり、ときにはフリーズしてしまうことなどがありました。

そのようなときはXcodeを使うのですが、AppCodeの割り当てメモリを増やすことで、巨大なプロジェクトやコードでも快適に動作するようになることが分かりました。きっかけはAppCodeのイベント通知。メモリが逼迫しているから増やせというものが表示されました。今までは表示されたことがなかった通知です。AppCode 2018.2で入った機能なのかもしれません。アップデートした直後に表示されました。

増やすには次の様に操作します。

  1. 「Help」メニューから「Edit Custom VM Options…」を選択する。
  2. 「-Xmx4096m」のように最大どこまで使って良いかを記述する。
  3. 「appcode.vmoptions」ファイルを閉じて、AppCodeを再起動する。

AppCodeはJavaで作られているので、割り当てメモリはJVM (Java Virtual Machine) の設定に従って決まるようです。

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この記事を書いた人

林 晃のアバター 林 晃 代表・ソフトウェアエンジニア

アールケー開発代表。Appleプラットフォーム向けのアプリ開発が好きなアプリ開発者。アプリの受託開発、技術書執筆、技術指導・セミナー講師。3DCGコンテンツ作成にも取組中です。

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