Gitへ移行してクライアント環境を整え中です。開発しているアプリの中には古い環境が必要なものがあり、それもGitにアクセスできるようにする必要があります。調べていくと、普通にビルド済みのパッケージでは、OS X 10.6以降が必要で、クライアントアプリもほとんどが10.5以降、もしくは10.6以降が必要なものばかりでした。
今回必要なのは10.4で動くもの。結果から書くとコマンドラインから実行するgit自身はインストールできましたが、GUIクライアントは見つかりませんでした。ソースが提供されているものをベースに古い環境に対応するように修正するという方法もありますが、もう少し新しい環境に移行できるようにした方が良さそうです。(メインマシンは常に最新ですが、開発する対象によって古いマシンが必要なのです)
コマンドラインの方については、MacPorts経由でインストールすることで対応できました。まず、MacPortsがインストールされていない場合は、MacPortsをダウンロードしてインストールします。MacPortsは次のサイトからダウンロードできます。OSのバージョンによって使用するインストーラが異なるので注意してください。
The MacPorts Project
http://www.macports.org
インストールが完了したら、ターミナルを起動して、次のように入力します。
sudo port install git-core
これで、必要なファイルがダウンロードされて、ビルドとインストールが行われます。ただ、普段からMacPortsを使っていない場合はダウンロードするファイルも多いので非常に時間がかかります。Mac Pro Quad Xeonという古めのマシン(OS X 10.4が標準のマシン)で行ってみると、30分くらいかかりました。時間に余裕をもって行った方が良いです。
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