「iPadで学ぶ はじめてのプログラミング」というタイトルの本を執筆しました。iPadで「Swift Playgrounds」を使ってプログラミングをするという本です。スクリーンキャプチャとイラストを多用して、操作方法を詳しく解説しました。Swiftでのプログラミングはどうしても難しくなってしまいます。本格的、というよりも、本当のプロも使っている学習用ではないプログラミング言語であるがゆえにです。そのため、1回読んだだけでは分からないということも有ると思います。何度も読み返して頂ければと思います。
また、今回の本は何度も発売が遅れてしまい、楽しみにしている皆様にご迷惑をおかけしました。
内容の紹介
目次
第1章 プログラミングって何?
第2章 Swiftの世界に踏み出そう
第3章 色を塗ってみよう
第4章 カウンターを作ってみよう
第5章 じゃんけんアプリを作ってみよう
第6章 時計を作ってみよう
第7章 地図を表示してみよう
概要とねらい
第1章では、プログラミングって何なのかの紹介と「Swift Playgrounds」のインストール方法の紹介です。
第2章では、Swiftでコードを書くために、最低限、知っておいた方が良いことや基本的なところを解説しています。また、第2章からは実際に「Swift Playgrounds」でコードを入力してもらって、実行してもらいます。Swiftってどんなものや「Swift Playgrounds」の操作方法を学びます。「Swift Playgrounds」はコードの入力方法にも工夫が凝らされていて、プログラミングそのものが楽しくなります。
第3章では、「UIView」を使ったビューの表示を行います。クラスや構造体の使い方を学びます。また、「Swift Playgrounds」でGUIを表示するための方法も学びます。
第4章では、カウンターアプリを作ります。ボタンの使い方やビューコントローラを学びます。一般的なiOSアプリでも必ずビューコントローラを作ります。その一番最初を学びます。
第5章では、じゃんけんアプリを作ります。「Swift Playgrounds」の中で画像ファイルを読み込むための方法を学びます。
第6章では、時計アプリを作ります。デジタル時計とアナログ時計の両方を作り、プログラム中で時間や日付を扱うための方法やタイマーを使う方法を学びます。また、画像を回転させる方法も学びます。
第7章では、地図を表示します。iOSに用意されている「MapKit」を使って地図を表示したり、キーワードで場所を検索する方法を学びます。
「Swift Playgrounds」って何?
iPadアプリです。Swiftを使ってコードを入力して実行することが出来ます。また、ドローンなどのガジェットと連携させることやプログラミングを学ぶための教材なども入っている楽しいアプリです。
Swift Playgrounds – Apple (日本)
「MapKit」って何?
第7章に登場する「MapKit」は地図を表示するためのフレームワークです。アプリの中で簡単に地図を表示したり、場所を検索することが出来ます。iOSに標準で入っているので、面倒な手間なく使うことが出来ます。
MapKit | Apple Developer Documentation
公式ページ
公式ページはこちらです。
Swift Playgrounds v2.1への対応方法
Swift Playgrounds v2.1への対応方法については以下のページをご覧ください。
http://www.c-r.com/reader/reader_errata_win.html?id=g_227-3.htm