XcodeやAppCodeで16進数や2進数で値を確認する方法

デバイスと通信する系のプログラミングをしていると、デバッグ時に数値を10進数ではなく、16進数や2進数で見たいときがあります。例えば、次のようなときは必須です。

  • 仕様で定義されているコードが16進数であり、一致しているかデバッグ時に確認したいとき
  • ビット単位で意味があるときに、特定のビットの状態を知りたいとき

私が日頃使っている開発環境は、XcodeとAppCodeなので、この2つの開発環境で確認する方法をまとめました。

Xcodeの場合

Xcodeの場合は簡単です。この記事の執筆時点での最新版はXcode 9.1なのですが、以下の様に操作します。
(1) ブレークポイントで止める
(2) デバッグエリアの変数ビューで、確認したい変数を副ボタンクリック(右クリック、Ctrl+クリック)
(3) 「View Value As」→「Hex」を選択で16進数表示になります。

Xcode上で「View Value As」→「Hex」を選択


16進数表示


(3)で「Binary」を選択すれば、2進数表示になります。「Default」を選択すれば元に戻ります。

2進数表示

AppCode

この記事を執筆する時点での最新版は、2017.2.6なのですが、ビルトイン機能に16進数表示や2進数表示は無いです。有るかもと思い、色々検索してみたのですが、見つかりませんでした。そこで、LLDBの機能を使います。次のような手順です。
(1) ブレークポイントで止める
(2) Debugエリアの「LLDB」をクリック

LLDBタブ


(3) 「p/x 変数」と入力すると、16進数表示が出ます。(「変数」には値を確認したい変数を書く)
(4) 「p/t 変数」と入力すると、2進数表示が出ます。

16進数表示と2進数表示

投稿者プロフィール

林 晃
林 晃アプリ開発者
アールケー開発代表。Appleプラットフォーム向けのアプリ開発が好きなアプリ開発者。アプリの受託開発、技術書執筆、技術指導・セミナー講師。3DCGコンテンツ作成にも取組中です。

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私が初めてGPUプログラミングを行ったとき、どこから手をつけて、学んでいけば良いのか分からず呆然としました。もし、あのとき、これを教えてくれればという部分を解説しました。本書で解説している部分はMetalの基礎となる部分で、Metalを使うときに必ず触れることになる部分です。

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