Swiftでコマンドラインツールを作る(コマンドライン引数と標準入出力)

Swiftでコマンドラインツールを作るときに必要になることを調べました。

プロジェクトの作成方法

Xcodeでコマンドライン用の引数を作るには、プロジェクトのテンプレートで、「macOS」の「Command Line Tool」を選択します。プロジェクトのオプションで言語に「Swift」を指定します。

コマンドライン引数の扱い方

Swiftには「main」関数が無いので、「main」関数の引数からコマンドライン引数を取得するということは出来ません。コマンドライン引数を取得するには、「CommandLine」構造体の「arguments」プロパティを使います。
「arguments」プロパティは次のように、「String」の配列になっています。
public static var arguments: [String]
スペース区切りで配列のアイテムが割り当てられます。例えば、
$> ./cmdline arg1 arg2 arg3
と入力すると、配列は次のような要素が格納されます。

  • ./cmdline
  • arg1
  • arg2
  • arg3

ダブルクォーテーションやエスケープシーケンスも正しく処理されます。例えば、
$> ./cmdline "arg1 arg1" arg2\ arg2 "\"arg3\""
と入力すると、配列は次のようになります。

  • ./cmdline
  • arg1 arg1
  • arg2 arg2
  • “arg3”

標準入出力の読み書き

コマンドラインツールを使っていると、標準出力や標準入力、標準エラーを使うことがあります。単純に文字列を出力したいだけであれば、「print」関数で標準出力に出力することも出来ます。しかし、少しちゃんとしたものを作ろうと思うと、標準出力と標準エラーの使い分けや、標準入力からのリダイレクトを受け付けるなどが出てきます。
Swiftで標準入出力、エラーを扱うには、「FileHandle」クラスのプロパティを使います。
class var nullDevice: FileHandle // nullデバイス
class var standardError: FileHandle // 標準エラー
class var standardInput: FileHandle // 標準入力
class var standardOutput: FileHandle // 標準出力

「FileHandle」にデータを書き込むには「write」メソッド、読み込むには「readData」メソッドや「readDataToEndOfFile」メソッドなどを使います。

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