iOS 10の正式版が公開されるまで、あと、数日に迫りましたね。今日の夕方にはiPhone 7の予約受付も始まります。Apple Payが日本でも始まり、SUICAがiPhone 7で使えるようになります。iPhone 7で使えるようになるSUICAは、以前からある、モバイルSUICAをApple Payで使えるようにしたというような単純なものではく、全く、新しく作り上げたものだそうです。
「特に強調したいのは――」と同氏は続ける。今回のiPhoneやApple WatchのSuica対応が、「Appleと私どもの連携でSuicaというものを機能としてもユーザーエクスペリエンスとしても最初から作り直したこと。新しいSuicaの体験を一から作り上げたこと」だという。
出典: ITmedia
ついにiPhoneでSuicaが利用可能に――AppleとJR東日本が協力して生み出したSuicaの新しい姿 (1/3)
「AppleとJR東日本の連携」 より
iMessage App? ステッカー?
SUICAについては日本では注目されていますが、海外ではあまり注目されていないようです。というのも、iPhone 7でのSUICA対応は日本で販売されるiPhoneのみでの対応のためです。海外版のiPhoneをもって、日本に来日した海外の人がApple Payを使ってSUICAを利用するということは出来ないからです。
海外では、iMessage Appやステッカーの方が注目されていると思います(たぶん)。iMessage App及びステッカーはiMessageの中で、Apple以外の開発者が作ったスタンプやアプリを使うことが出来るようになるものです。日本で広く使われているLINEのスタンプを想像すると分かりやすいと思います。
ステッカーはスタンプのように、画像やアニメーションファイルを使って、メッセージの中にステッカーを入れられるようにする機能です。
iMessage Appはエクステンションとして動作し、iMessageの中で動かすことが出来るというものです。
何か素敵なものを作ってくれ!
某ビデオの中でも語られていました。
つまり、デベロッパーの手にゆだねられたということです。クリエイティブなセンスを持った皆さんにチャンスが巡って来たと言えます。
何が出来るの?
じゃあ、何が出来るのか?それを探ってみたいと思います。私たちデベロッパーとしては、コードを書いてみたい。コードで何か表現できるのかを試してみたい。そう思います。MSM 2016 in 湘南でiMessageアプリについてのセミナーを担当します。このセミナーでは、iMessage Appのステッカーの作り方やiMessage Appの作り方を解説します。アプリの方では単純なステッカーでは出来ないことに挑戦したいと思います。
MSMはMOSA Software Meetingの略で、今年は湘南で行います。2日渡ってiOSやmacOSについてのセミナーやワークショップを行います。今年は2日目が大きく変わります。コードの話だけではありません。続報はもうすぐ出ます。まずは、速報をご覧ください。是非、お越しください。
MOSA Software Meeting in 湘南 2016