色々試した末、Fire TVにしました

今朝、何気なくYouTubeを見ていて、再生するデバイスによって4K対応が違うことに気が付きました。気になったので、色々な組み合わせでどうなるか調べてみました。

iPad Pro + iOS 11 + YouTubeアプリ

まずは、iPad Proの対応状態を確認です。すると、iPad Pro (初代) でYouTubeアプリで4K動画を選択してみると、Full HDにはなるものの、4Kは選択できないことに気が付きました。あれ?以前は自動ではFullHDになっても、4Kを手動で選択することは出来たような気がします。しかし、この記事を執筆している時点(2017年10月29日)では選択肢自体が表示されません。理由は後ほど判明します。。。

それと、もう一点気になりました。そもそもデバイスに保存されている4K動画を4KテレビにHDMI接続で4Kの解像度で表示することは可能なのだろうか?ということです。この記事を執筆している時点で販売されている、純正品の「Lightning – Digital AVアダプタ」の説明を読んでみると、注目すべき2つの文章がありました。

最大1080pのHD画質でミラーリングできます。

ビデオコンテンツを大きなスクリーンに最大 1080pのHD画質で出力します。

つまり、4Kの解像度で出力することは出来ないということですね。純正品以外ならあるのかもしれませんが、一筋縄でいかないと思います。

MacBook Pro 2016とMac Pro 2013

ブラウザによる違いが見つかりましたが、再生可能で、HDMIで4Kの解像度の出力も可能でした。ブラウザの違いというのは、Safariは非対応で、Chromeからは再生出来ます。Safariでは選択肢自体が表示されません。。。

ん? iPad ProのYouTubeアプリと同じ状態?不思議に感じて原因を調べてみると、YouTube側の仕様が原因のようです。対応していないSafari原因とも言えますが。YouTubeでは、4K動画の配信はVP9(映像コーデックです)のみになっています。SafariはWebM/VP9には対応していません。そのため、SafariではYouTube側で4Kは選択肢としても表示しないようにしているということのようです。iOSでも同様なので、iPadのYouTubeアプリでも選択肢自体が表示されないということでした。

VP9ということはCPU負荷が高い?

4KのテレビはSONYのKJ-8500CというAndroid TVを使っています。Androidが走っているので、YouTubeアプリをインストールして、テレビ単体で使うことが出来ます。しかし、VP9ということはCPUの負荷が高いような。。。確かめてみようと思い、いくつかの4K動画を検索して試して見ました。すると、ものによって極端にフレームレートが落ちる動画が見つかりました。動画自体が悪いのかを確かめるために、MacBook Pro 2016でChromeで再生し、HDMI接続して4Kの解像度でフルスクリーン再生してみると問題ありませんでした。ということは、テレビのCPUの処理速度が追いついていないということですね。チャンネル登録しているVLOG動画とかは問題無いのですが、4K動画の種類によってこの現象が起きてしまうようです。(特に60fpsの動画)

Air Playはどうだ?

Air Play越しにするとどうなのだろうか?ということも気になったので、確認しました。持っているApple TVは4K非対応のモデル。1世代前です。当然、4K出力は出来ないことは分かっていますが、MacのChromeで4K再生しているものを、Air PlayでApple TVにキャストするとどうなるのだろうか?ということを試してみました。すると、再生は出来たものの、フレームレートが大分落ちて、時々止まってしまいました。やはり、Air PlayのサポートはFull HDですね。

Google castはどうだろう?

次はGoogle castはどうだろうかと考えて、試して見ました。テレビがAndroid TVなので、Chromeなどからキャストで動画を再生させることが出来ます。この場合、確か、YouTubeなどの対応サービスのボタンでキャストすると、テレビ側が直接YouTubeに接続してデコードするという仕組みだったように記憶しています。ということは、当然、CPUの処理が追いつかなかった動画なので、同じ状況になるはずと考え、それを確認しました。

結果は予想通り。YouTubeアプリで直接再生したときと同じ場所で止まり、ほぼ同じフレームレートに落ちました。

そして Fire TVを注文する

4K動画をなめらかに再生したい。しかし、毎回、MacからHDMIで再生せるのは手間がかかる。ということで、Apple TV 4Kを購入しようとチェックしたのですが、VP9にAppleは対応していないので、当然、tvOSでも非対応。調べてみると、Apple TVのYouTubeアプリでは4Kの再生は出来ないようです。

となれば、Fire TVかChromecastだということでチェックすると、つい数日前にFire TVの新型が発売になっていたのですね。確認すると、4K, HDR, 60FPS対応とのこと。プライムビデオの4Kもみたいので、Chromecastではなく、Fire TVを注文しました。

この記事、執筆時点ではまだ到着していないので、試していませんが、テレビでは処理が追いつかなかったYouTubeの4K動画がなめらかに再生出来るか楽しみです。

また、上手くいかなかった組み合わせはサポート外のことをしようとしているものもあるので、動かなくても当たり前だろうなのですが、確かめてみて納得しました。

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プロフィール

林 晃
アールケー開発 代表
NPO法人MOSA 常任理事
ソフトウェアエンジニア

2005年にアールケー開発を開業し、企業から依頼を受けて、ソフトウェアを受託開発しています。macOSやiOSのソフトウェアを専門に開発しています。ソフトウェア開発の他に、技術書執筆、セミナー講師、オンライン教育コンテンツ開発などを行っています。

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