【プログラミングの世界 Vol.3】 Performa 520との出会い

N-88 Basicと出会ったNECのPC-9801はその後ゲーム機になってしまいました。プログラミングよりもPCゲームの方に興味が向きました。その後、紆余曲折が有り、NEC-PC9801からNEC-PC8801に変わってから、再び、Basicでのプログラミングを楽しんでいました。しかし、ある日、このマシンは煙を上げて壊れてしまいました。

Performa 520と出会う

その後、Performa 520と出会います。私が出会った初めてのMacです。当時、パソコンは普通の人には珍しいものでした。当然、近所の家電店には置いてありませんでした。しかし、Performa 520は違いました。コジマで家庭用のパソコンとして売り出されました。
Performa 520は、LC 520に家庭向けのソフトが添付され、Finderの代わりにAt Easeというランチャーが組み込まれた形で販売されました。我が家ではプログラミングのパソコンではなく、英語の学習に役立つとして購入しました。当時の私は中学生。英語は学校で習っているほかに、通信教育でカセットテープを使った教材で勉強していました。
Performa 520に付属していた英語学習ソフトは、動画などもあり、とても分かりやすいものでした。アプリ本体とデータはCD-ROMに入っていて、キャディというケースみたいなものに入れて、キャディごとMacのCDドライブに挿入して使いました。内蔵HDDは160MBです。ちなみに、当時のmacOSは漢字Talk 7で、QuickTimeもバージョン1.0でした。まだ、フルカラーにすると重いので、3万2000色や256色に設定していました。動画の解像度も300×225ピクセル程度だったと思います。
このマシンから私のMacとの付き合いが始まりました。
Macintosh Performa 520 技術仕様

著書紹介

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この記事を書いた人

Akira Hayashi (林 晃)のアバター Akira Hayashi (林 晃) Representative(代表), Software Engineer(ソフトウェアエンジニア)

アールケー開発代表。Appleプラットフォーム向けの開発を専門としているソフトウェアエンジニア。ソフトウェアの受託開発、技術書執筆、技術指導・セミナー講師。note, Medium, LinkedIn
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Representative of RK Kaihatsu. Software Engineer Specializing in Development for the Apple Platform. Specializing in contract software development, technical writing, and serving as a tech workshop lecturer. note, Medium, LinkedIn

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