Mac版Officeの次バージョンのプレビュー版が公開されました。正式版が登場するまで60日間使えるそうです。ダウンロードは次のページからできます。
Microsoft Office for Mac、Apple
インストールしてみると、最近のアプリと同様に専用のフォルダではなく、アプリケーションフォルダの直下にアプリ本体がインストールされました。現行バージョンは「Microsoft Office 2011」というフォルダが作られ、その中にインストールされる形です。なお、現行バージョンとプレビュー版は共存できます。
起動してみると、雰囲気はiPad版と似ています。
ファイルは、OneDriveやOneDrive for Business、Share Pointに直接接続して扱うことができます。当然、Mac上にファイルも扱えます。iPad版ではDropBoxにも接続できますが、このプレビュー版ではまだサポートされていないようです。
しかし、DropBoxについては、Mac上では同期クライアントがあるので、特に困ることはないでしょう。ちなみに、同じくプレビュー版の扱いですが、One Drive for Businessも同期クライアントがあります。
動作は現行バージョンよりも軽いような印象です。また、ユーザーインターフェイスがiPad版、Windows版と同じになっていて、サポートされる機能によってボタンの数が違うというだけの雰囲気です。慣れてくると、他のOSとの違いが無いので、分かりやすいです。
また、iPad版を使っていて思ったのですが、このユーザーインターフェイスはフルスクリーンモードのときにも使いやすいのが良いです。慣れるまでは、どこに何があるか戸惑いますが。
Excelのときのスクロールについては、若干、違和感を感じました。何だろうと観察してみると、ホイールでスクロールした時に、表示位置の先頭セルがY座標が中途半端な時に、ぴったりになるようにスクロールされます。このスクロールがアニメーションスクロールになっているため、違和感を感じたようです。
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