Xcode 4.x.xを使っていて、コーディングの効率があがる方法をメモってみます。
ファイルを素早く移動
XCodeはナビゲータエリアでファイルを管理します。良くできていて、ファイルシステムのディレクトリ構成とは関係なくグループ分けとかができる点も良いのですが、ファイルがいっぱい増えてくると、特定のファイルを見つけるのが大変になってきます。
それでも良くできていて、下端に付いているフィルタリング機能でファイル名の一部とかでフィルタリングすることもできます。しかし、頻繁にファイルを切り替えるのには不向きです。
こんなとき便利なのが「File」メニューの「Open Quickly」。実行すると専用のウインドウが出て、ファイル名の一部でファイルが絞り込まれて、そのまま開けます。このショートカットの「Command+Shift+O」を覚えてくとさらに便利。キーボードだけでファイルを切り替えられます。
ちなみに、ファイルだけではなく定義でも移動できるので、定数を探しているときに、ファイルがわからないときでも、これで移動できます。
UPDATE: さらに「Open」押すときに「Option」キーを押しながらするとアシスタント側でファイルを開いてくれます。もちろん「Option+Return」でキーボード操作でもOK。
UPDATE: この機能、メイン側と同じファイルを開くことができるので、長いソースを編集するときに便利かも。
定義に素早く移動
メソッドや定数の定義に素早く移動したいときは、「Command+Click」が便利です。Xcodeが把握している定義に素早く移動してくれます。さらに、「Command+Option+Click」とすると、アシスタント側でジャンプしてくれます。さらに「Command+Double Click」すると別ウインドウで開いてくれるので、ファイルを切り替えたくないけど、ちょっと確認したいときに便利です。
(Xcodeがたまに定義箇所を勘違いするのは難点ですが)
さらに、「Command+Option+Click」をアシスタント側で行うと、メインの方で移動してくれます。
メソッド名をABC順に
エディタの上のところに、メソッド名をリストアップしてくれるポップアップがあります。開いているファイル内のメソッドをリストアップしてくれて、選べばジャンプできる機能ですが、メソッドがたくさんになると、ちょっと。。。ってなりますが、「Command」を押しながら開くとABC順になってくれます。
それでも大変。という数になったときは、開いている状態で名前の一部をキー入力してみましょう。絞り込み用のコントロールが表示されて、ポップアップの内容が絞り込まれます。
アシスタントエディタのManualを移動を素早く
この前の項目ともダブりますが、アシスタントエディタの「Manual」も絞り込み対応しています。ナビゲータエリアに大量にファイルが登録されていると、「Manual」での移動は大変だったりしますが、ポップアップに大量表示されているところで、ファイル名の一部をキー入力すると、絞り込みコントロールが表示されて絞り込んでくれます。
まとめ
Xcode 4って最初は戸惑ったけど、実はすごいかも。