ASP.NET CoreはWindows, macOS, Linuxで動作するクロスプラットフォーム対応のフレームワークです。エンタープライズ分野で使われることが多いと思います。最近、自分自身もASP.NET Coreを使うプログラムの開発を行っていて、本格的に触るようになってきました。
そうなると気になるのが開発環境。参考書などではVisual Studio Codeに拡張機能をインストールして開発する方法が多く紹介されています。しかし、開発環境は他にもあります。他の開発環境はどうなのだろうかと気になったので試してみました。
この記事は試したときに感じたことなどを記録しています。今後も新たに何か気がついたときには追加や修正していく予定です。
Visual Studio Code
まずは、参考書などでも多く取りあげられているVisual Studio Codeを使った開発。Visual Studio Codeは無料で利用できます。また、ASP.NET CoreのSDKも無料でダウンロード可能なので無料を開始できる開発環境です。
拡張機能
ASP.NET Coreでの開発を便利にするため、以下のような拡張機能や追加プログラムをインストールしています。
- C#
- C# Dev Kit
- .NET Install Tool
- ASP.NET Core Snippets
- ASP.NET Core Switcher
- Azure CLI Tools
- Bicep
- Data Workspace
- ResXpress
- Dev Containers
- Docker
- SQL Bindings
- SQL Database Projects
- SQL Server (mssql)
参考書を見ながらあまり考えずにインストールしたものもあるので、記憶に無いものも混ざっていますね。また、ASP.NET Coreで開発したもののデプロイ先がAzureやDockerのコンテナだったりするので、それらの拡張機能も入っています。
ターミナルが便利
Visual Studio Code内蔵ターミナルが便利です。コードを書きながら、同時に表示されているターミナルでAzureやDocker、dotnetツールなどを使えるので効率が良いです。
ソリューションファイルやプロジェクトファイルの操作は、dotnetツールを使います。プログラムの実行などもdotnetツールです。コーディング以外の作業はターミナルが中心になります。
ブレークポイントの設定はエディタで可能
Visual Studio Codeではターミナルが操作の中心ですが、デバッグ時のブレークポイントの設定などはエディタ上で設定可能です。
Visual Studio Professional
今後試す予定。
Rider
今後試す予定。