GPGのセットアップ方法

この記事執筆時点の動作環境

  • macOS 10.13.5
  • gpg (GnuPG) 2.2.8
  • libgcrypt 1.8.3
  • pinentry-mac (pinentry) 0.9.4
  • gpg-agent (GnuPG) 2.2.8

セットアップを開始する前に必要なこと

HomeBrewを使ってインストールするので、先にHomeBrewのセットアップを完了しておく必要があります。

GPGのセットアップ

Step 1: 必要なソフトをインストールする

$ brew install gpg2 gpg-agent pinentry-mac

pinentry-macはパスフレーズを入力するときに使用するプログラムです。セットアップされていないとキーを入力するときにクラッシュしてしまいます。

Step 2: エージェントを指定する
「~/.gnupg/gpg-agent.conf」に以下を記述する。エージェントがパスフレーズを記憶してくれる時間の指定も行う。デフォルトは600秒なので、86400秒を指定して24時間有効にしている。作業中に何度も聞かれると効率が悪いので。。。

pinentry-program /usr/local/bin/pinentry-mac
default-cache-ttl 86400
max-cache-ttl 86400

Step 3: エージェントを使用する
「~/.gnupg/gpg.conf」に以下を記述する。

use-agent

Step 4: シェルを指定
「~/.bashrc」に以下を追記する。

export GPT_TTY="tty"

Step 5: 「.bashrc」を再読み込み

$ source ~/.bashrc

Step 6: 鍵の設定
以下の記事を参考に鍵を生成するか、バックアップしてある鍵を復元してください。

[clink url=”https://www.rk-k.com/archives/3360″]

[clink url=”https://www.rk-k.com/archives/3351″]

Step 7: パーミッションを設定

$ chmod 700 ~/.gnupg

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この記事を書いた人

Akira Hayashi (林 晃)のアバター Akira Hayashi (林 晃) Representative(代表), Software Engineer(ソフトウェアエンジニア)

アールケー開発代表。Appleプラットフォーム向けの開発を専門としているソフトウェアエンジニア。ソフトウェアの受託開発、技術書執筆、技術指導・セミナー講師。note, Medium, LinkedIn
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Representative of RK Kaihatsu. Software Engineer Specializing in Development for the Apple Platform. Specializing in contract software development, technical writing, and serving as a tech workshop lecturer. note, Medium, LinkedIn

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