今後はソフトがもっと重要になる

米国の大手IT系の企業の決算報告が出てきて、ハードウェア部門の業績が下がっているそうです。
自分の肌感覚では、iPhoneやAndroidスマホなどはもうかなり行き渡っている上に、普通の人が使う分には、毎回買い替える必要はないくらいに仕上がってきていると思います。そうなると、買い換えの需要は下がってきて、壊れたら買う、古くなったら買う、というような買い換え周期になると思うので、ハードの売り上げは落ちてくると思います。これは、個人が所有するデバイスだけではなく、法人での導入も同じではないでしょうか?
しかし、下がっても必要なくなるわけではなく、必ず必要なものなので、ある一定のライン以下には下がらないと思います。
その一方で、Office 365などのクラウドサービスの売り上げは伸びているそうです。ハードが行き渡って、何に使うか?という段階になれば、当然、利用可能なサービスが重要になってきます。個別のデバイス内だけにデータが保存されて、一つのアプリが専用で使用するという形では、便利ではあっても、発展する余地が少なくなってしまいます。それよりも、クラウド上にデータがあって、それをどう使うということを提案する専用アプリがあるという形の方が、より発展的ではないでしょうか。データの切り口が変われば、それに合わせてアプリやWebサービスを作ることもできます。
自分自身も仕事上で必要なもののほとんどが、サブスクリプション形式のサービスに変わりました。買い切りのアプリも、それらのサービスをより便利に使うアプリが中心になってきています。
IoTの分野でも、ハード部分とインフラとなる通信部分が十分に整えば、重要になってくるのは、ソフトウェアの部分です。センサーで集めた情報も、ただ情報があって、それを眺めて、現状を把握するということではなく、分析や予測、提案などが重要です。これから先、伸びていくのはこれらを行うためのソフトだと思います。
プログラムの技術だけではなく、学術的な部分も重要です。数学、統計、人工知能、アルゴリズムなど沢山あります。しかし、時間は限られているので、必要な範囲を習得して、利用できるサービスがあるなら利用するなどして、全部を自分たちだけで抱え込まないように注意しなければいけません。
自分はソフト開発、ソフトに関する技術開発、ソフトに関する教育コンテンツの制作に力を注いでいきます。その中でどこまで開発して、どこからはあるものを使うかという線引きを探っていきます。

投稿者プロフィール

林 晃
林 晃macOS/iOSアプリ/SDK/ミドルウェア開発が専門の開発者
アールケー開発代表。macOS/iOSアプリ/SDK/ミドルウェア開発が専門の開発者。ObjC/Swift/C++使い。豊富な開発実務経験を基に、教育コンテンツ開発、技術書執筆、技術指導、技術セミナー講師、企業内研修講師、行政・自治体職員研修講師も行います。

基礎から学ぶMetal


「基礎から学ぶMetal」を執筆しました。本書はMetalを使ってGPUプログラミングを行うための最初のステップを解説するMetalの解説書です。

私が初めてGPUプログラミングを行ったとき、どこから手をつけて、学んでいけば良いのか分からず呆然としました。もし、あのとき、これを教えてくれればという部分を解説しました。本書で解説している部分はMetalの基礎となる部分で、Metalを使うときに必ず触れることになる部分です。

詳細

基礎から学ぶSwiftUI


「基礎から学ぶ SwiftUI」というタイトルの本を執筆しました。

SwiftUIの入門書です。

SwiftUIのコンセプトは「ユーザーインターフェイスを作るための最短パスを提供する」「一度学べば(Appleのプラットフォームの)どこにでも適用できる」です。

SwiftUIの概要から始まって、一つ一つのテクノロジートピックに注目しながらSwiftUIとは何か?どんなことができるのか?どのようなコードを書けば良いのかなどを丸々一冊使って解説しています。

詳細

関連記事

  1. 堀之内公園の大賀ハス

  2. RKDetailDesign 1.6.1 公開しました

  3. 「新フレームワーク探求記」という連載を始めます

  4. iPhoneやiPadでのフォルダはジャンルより作業で区切った方が良さ…

  5. MSM 2011で講師をします

  6. VMware Fusion上のWindows 8.1でHyper-Vを…

最近の著書

  1. 基礎から学ぶ SwiftUI

人気記事

最近の記事