仮想PCで開発作業

業務によって使うソフトが変わってくるのですが、OSまで含めて変更しなければいけないことも多くあります。今までは物理的なマシンで分けてきたのですが、どうにも効率が悪いと思えてきました。特に顕著に感じるのは、作業しやすい大きめの画面にして、複数台用意すると場所が足りない。そこで、仮想PCを使うことにしました。
今まで、サーバーやテスト環境には使ってきましたが、開発作業や執筆作業に本格的に仮想PCを使ったことは無かったのですが、快適に使えました。但し、マシンパワーが必要。私の持っている中で最もパワーがあるマシンはMac Proなので、これに集中させてみました。
仮想PCはVMware Fusionを使いました。物理CPUコアは8個なので、仮想PCには4個以下を割り当てます。最初、8個、割り当ててみたところ、仮想PC側のパフォーマンスが極端に落ちて、オーディオの再生(iOSシミュレータ上で、動かしている開発中のアプリ。AVFoundationでオーディオ再生)がとぎれとぎれになってしまいました。4個に下げてみると、途切れることもなくなり、動作も快適になりました。
次に、キーボードの問題。VMware上で動かしているLionのキーマップは日本語キーボードを使っていても英語キーボードとして認識されてしまいます。キーマップを変更するなどの対策方法もあるようですが、私は英語キーボードを使うことにしました。アルファベットの配置は変わらないのですが、記号やコントロールキーの位置など、微妙に違うので、押し間違いが多い状態ですが、そのうち、慣れるだろうと思っています。
こんな感じで、仮想PC上で開発作業を始めて1週間。大きな不満はなく使えています。1つだけ不満があるとすれば、トラックパッドでスクロールさせたときに、もたつきがあることです。それ以外の面は快適です。
 

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この記事を書いた人

Akira Hayashi (林 晃)のアバター Akira Hayashi (林 晃) Representative(代表), Software Engineer(ソフトウェアエンジニア)

アールケー開発代表。Appleプラットフォーム向けの開発を専門としているソフトウェアエンジニア。ソフトウェアの受託開発、技術書執筆、技術指導・セミナー講師。note, Medium, LinkedIn
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Representative of RK Kaihatsu. Software Engineer Specializing in Development for the Apple Platform. Specializing in contract software development, technical writing, and serving as a tech workshop lecturer. note, Medium, LinkedIn

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