Evernoteを使った執筆

先日のエントリーでWikiを使った執筆について書いたところ、知人からEvernoteを勧められたので使ってみると、原稿の執筆という作業と非常に相性が良いことがわかり、どっぷりとはまってしまいました。
執筆ツールとしてEvernoteを使ってみて、書籍のCHAPTERを一つ仕上げてみて、複数のデバイス間で同期をとってくれるという点が、原稿の執筆はMac、見直しはiPadという私のスタイルにすごくなじんでくれて、楽になりました。バックアップという面で見ても、ローカルにもデータが存在しており(キャッシュとしてですが)、Evernote社側のサーバーにもコピーが有るという状態になるので、データ損失の可能性が非常に低くなったと思っています。なお、ローカルのマシンはTimeMachineでもコピーを取っているので、ローカルのキャッシュデータもコピーされているはずですので、いろいろな場所にバックアップが分散されているという状態を作れています。
しかし、私にとっては一つだけ難点が有ります。それは、TABの扱い。Evernoteの内蔵テキストエディタで書いていると、TABが自動的に半角スペースに変換されてしまいます。私の原稿では、TABと半角スペースはそれぞれ意味をもって使い分けているので、困りものです。しかし、その点はいずれ良くなってくれることを祈りつつ、テキストエディタを使えば、TABに置き換えることもできるので、当面は変換で乗り越えようと思います。変換の手間を考えても、Evernoteでのメリットが大きいので。このような便利なツールが現実的なコスト(というか、むしろ非常に安い)で使えるようになった世界に感謝です。

著書紹介

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この記事を書いた人

Akira Hayashi (林 晃)のアバター Akira Hayashi (林 晃) Representative(代表), Software Engineer(ソフトウェアエンジニア)

アールケー開発代表。Appleプラットフォーム向けの開発を専門としているソフトウェアエンジニア。ソフトウェアの受託開発、技術書執筆、技術指導・セミナー講師。note, Medium, LinkedIn
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Representative of RK Kaihatsu. Software Engineer Specializing in Development for the Apple Platform. Specializing in contract software development, technical writing, and serving as a tech workshop lecturer. note, Medium, LinkedIn

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