NSTrackingAreaクラス

NSViewでカーソルのトラッキングを行うとき、NSViewクラスのaddTrackingRect:owner:userData:assumeInside:メソッドを使っていましたが、Mac OS X 10.5のときにNSTrackingAreaクラスが追加されて、もうちょっとオブジェクト指向的になっていたことに気がつきました。
機能的にはaddTrackingRect:owner:userData:assumeInside:と違いはないように思いますが、updateTrackingAreasという気になるメソッドがあります。
ドキュメントによるとNSViewのサブクラスを作ったときにオーバーライドして、トラッキングエリアの更新を行えるという位置づけのメソッドです。
NSViewのトラッキングエリアの指定は、ビューのサイズが変わったときや移動したときなどに自動的には追従してくれないので、そのことを意識したメソッドのようです。
動作環境が10.5以降のときはこっちを使った方がスマートですね。

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この記事を書いた人

Akira Hayashi (林 晃)のアバター Akira Hayashi (林 晃) Representative(代表), Software Engineer(ソフトウェアエンジニア)

アールケー開発代表。Appleプラットフォーム向けの開発を専門としているソフトウェアエンジニア。ソフトウェアの受託開発、技術書執筆、技術指導・セミナー講師。note, Medium, LinkedIn
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Representative of RK Kaihatsu. Software Engineer Specializing in Development for the Apple Platform. Specializing in contract software development, technical writing, and serving as a tech workshop lecturer. note, Medium, LinkedIn

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