アップルの開発者向けのニュースページには、重要なアナウンスがされることが多くあります。2020年1月21日付けの投稿で、一部のアプリにとっては重要なアナウンスが行われていました。
概要
HTML5などのWeb系の技術を使ってアプリのメイン機能を提供する場合には制限や許可される条件がある。
つまりどういうこと?
単純に考えてみると、制限なく(とはいってもガイドラインに抵触しない範囲)機能を提供したいなら、SwiftとかCとかC++とか、ネイティブコードでアプリを作れよということですね。
HTML5で書かれたコードをバンドルとかに入れておいて、それを表示するだけの機能しか持っていないとか、コア機能が実装されたページに接続するだけの機能しか無いアプリとかはダメ。App Storeで配信するアプリはネイティブで自己完結するものが基本。Web系の技術で作るなら、WebサイトにしてSafariで接続する方が良いといっているようです。
元々、上記はNG、承認もされないと思っていたのですが、調べてみました。確かに見かけるし。
こういった作りのアプリのことを「ガワネイティブ」や「ガワアプリ」などと呼ぶようです。外側だけネイティブとかが語源でしょうか?
コストや納期の関係でフルネイティブではなく、ネイティブな部分を限定するということは多いようですね。たまたま、私が開発するアプリの分野では少ないのですが。
制限される内容や許可される条件などはガイドラインページに詳しく書かれていました。
HTML5などで作った機能をアプリ内で使うときには、ガイドラインページの許可される条件に該当するかをチェックすれば良いようです。