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Mac OS X 10.5 Leopard ServerでのSubversionサーバーのセットアップ

概要

Subversionはソースコードやドキュメントなどのファイル/ディレクトリのバージョン管理ツールです。ローカルでの利用の他、サーバーをセットアップすればネットワーク経由で複数のクライアント間でのファイル/フォルダを同期することができ、非常に便利です。

本ドキュメントは、Mac OS X Server 10.5 Leopard Serverをホストとして、svnserveを使ってSubversionのサーバーをセットアップする方法について簡単に説明します。セキュリティ対策やsshを組み合わせる方法、Subversionそのものの使用方法については書いておりませんが、筆者が参考にした書籍をこのページの後半に記載しました。

なお、Mac OS X Serverは上記にあります通り、10.5 Leopard Serverを対象としています。それ以外のバージョンでは状況が異なる可能性があります。

本ドキュメントに記述した方法以外の方法として次のドキュメントがあります。

Mac OS X ServerでのSubversionのセットアップ

しかし上記のドキュメントに書かれている方法はLeopard Serverでは利用することができません。

クライアントソフトについては次のドキュメントをご覧ください。

ファイル、フォルダのバージョン管理を効率的に、Subversionクライアントソフト(マニュアル進行中)

Mac OS X Serverについて

Mac OS X ServerはMac OS XをベースにしたサーバーバージョンのOSです。設定ツールが分かりやすくできており、導入する際の敷居が低いサーバー OSです。

Mac OS X server Leopard 10 Client版

Mac OS X Leopard server Unlimited版

インストール

Leopard ServerにはSubversionは標準でインストールされていますので、インストール作業はありません。

リポジトリの作成

ターミナルから次のようにしてリポジトリを作成します。

svnadmin create path-to-repository

例えば、/svnreposにリポジトリを作成する場合は次のようにします。

mkdir /svnrepos
svnadmin create /svnrepos

launchdの設定

svnへの接続要求があったときに、svnを起動するように設定する設定ファイルを作成します。/Library/LaunchDaemonsディレクトリに「org.tigris.svn.plist」というファイル名で次の内容のファイルを作成します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN"
"http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>Disabled</key>
<false/>
<key>Label</key>
<string>org.tigris.svn</string>
<key>ProgramArguments</key>
<array>
<string>/usr/bin/svnserve</string>
<string>-i</string>
<string>-r</string>
<string>path-to-repository</string>
</array>
<key>inetdCompatibility</key>
<dict>
<key>Wait</key>
<false/>
</dict>
<key>Sockets</key>
<dict>
<key>Listeners</key>
<dict>
<key>SockServiceName</key>
<string>svn</string>
</dict>
</dict>
<key>OnDemand</key>
<true/>
</dict>
</plist>

赤字で「path-to-repository」の部分をリポジトリへの絶対パスに置き換えます。

ファイルを作成したら、次のようにしてファイルのオーナーとグループを設定します。

sudo chown root:wheel /Library/LaunchDaemons/org.tigris.svn.plist

後は、launchdに読み込ませます。

sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/org.tigris.svn.plist
sudo launchctl start org.tigris.svn

参考にした書籍

Subversion実践入門

Subversionの使用方法について詳細に書かれています。セキュリティ対策やApacheとの組み合わせ、ssh経由での接続方法などSubversionの全般的に触れています。主にコマンドラインからの使用方法について書かれています。

入門Subversion Windows/LInux対応

Subversionの入門書です。第2章〜第3章にWindowsからクライアントとして使用する方法について画面写真を豊富に載せて紹介しています。TortoiseSVNを使ってGUIから使用する方法について詳しく掲載されています

関連ドキュメント

ファイル、フォルダのバージョン管理を効率的に、Subversionクライアントソフト(マニュアル進行中)