Mac用Subversionクライアントから3つピックアップ

Mac用のSubversionのGUIクライアントもいくつかあります。以前も、このテーマで記事を書きましたが、自分自身が使っているクライアントソフトが当時とは変わって来たので、まとめてみました。以前の記事はこちらです。
Subversionのクライアントソフト

svnx

オープンソースのSubversion。この記事の執筆時点での最新版、バージョン1.3.1ではMac OS X 10.7 Lionにも対応しています。一通りの機能も実装されており、結構使いやすいです。個人的に気に入っているのは、特定のリポジトリの状態に切り替えるのが簡単な所とフラット表示です。
また、本ブログの中でも使い方をまとめています。
svnXリポジトリウインドウの使い方

Cornerstone

Mac App Storeでも販売されているSubversionのクライアント。非常に使いやすい。Mac App Store版は複数のマシンにインストールできるのでコスト的もうれしい。1ウインドウで複数のリポジトリや複数のワーキングディレクトリが扱え、ファイル比較機能なども内蔵されています。
「Cornerstone」については、本ブログで別の記事にもまとめています。
Cornerstone、これだけ知っていればとりあえず始められる

Versions

こちらもMacらしいユーザーインターフェイスを備えた使いやすいクライアントソフト。この記事執筆時点ではMac App Storeでは販売されていません。直接、Webサイトからライセンスを購入できます。1つのウインドウで複数のリポジトリやワーキングディレクトリを扱えます。この記事執筆時点では、最新版が1.xなので、Mac OS X10.4で動作するバージョン1.0.9でも使用できるライセンスが購入できます。(「Cornerstone」は既にMac OS X 10.4で動作するバージョンのライセンスは購入できませんでした)

CornerstoneとVersionsを比較

「Cornerstone」と「Versions」で少し異なるのは、リポジトリとワーキングディレクトリの考え方だと思います。「Cornerstone」ではリポジトリの一覧とワーキングディレクトリの一覧を別々にしており、あくまで異なるものとして扱っています。一方「Versions」はチェックアウトしたワーキングディレクトリはリポジトリの下にぶら下がっており、視覚的にも関連づけられて、統合されているようなイメージです。

オープンソースと商用を比較して

私はそのときどきの使用する機能やマシンのライセンスなどによって、商用とオープンソースとを使い分けています。メインで使用しているのは商用の「Cornerstone」です。このアプリケーションは、変更を加えたときに、その変更を自動的に検出して、ワーキングウインドウなどに表示してくれます。この点は「Versions」も同様です。svnxでも「Refresh」ボタンをクリックすればその場で検出してくれますが、特にボタンなどをクリックしなくとも、ウインドウがアクティブになったときに検出してくれるのは、コミット漏れの防止になります(変更したこと自体を忘れていると、「Refresh」ボタンをクリックしないことが自分では多いので)
また、コミットしようとしたときに、リポジトリに追加していないファイルがあれば警告が出るなど、「何かを忘れている」や手間といった部分に対するケアは商用ソフトに一日の長があると思います。その他、タイムラインといった特定のファイルに対する変更履歴の追跡など、Subversionを使いこなすという面でも、この記事執筆時点では、商用ソフトの方が上だと思います。
また、私の場合「Versions」は「Cornerstone」が動作しない環境(Mac OS X 10.4。古いバージョンのCornerstoneなら動作するのですが、ライセンスを購入できないので)で使用しています。こちらも変更されていれば自動的に検出される機能などが入っています。私は少し古いバージョンを使用していますが、最新版はMac OS X10.5以降が動作対象です。

各アプリへのリンク

svnx

svnx – An OS X open source GUI for most features of the svn client binary. – Google Project Hosting

Cornerstone

Cornerstone

Versions

Versions – Mac Subversion Client (SVN)

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